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オフィスの移転先を探す際、移転先の物件選びでは、実際に物件を自分の目で確認する「内見」は、非常に重要です。ウェブサイトや資料で確認するだけではわからないことも多いのです。ただ床面積がどれほどか、どんな設備があるかといったことは資料でわかるのですが、現地に行き、実際のその目で見ないとわからないこともあります。

今回は、実際に内見をする際にチェックするべきポイントを3つの視点で紹介します。

視点① 専有部(オフィススペース)のチェックポイント

まず、大切な視点は「専有部=オフィススペース」のチェックです。もちろん、事前に基本的なスペック、床面積や仕様、天井高などは確認できますし、写真で見ていることもあるでしょう。しかし、実際に現地に足を運び、図面ではわからない印象の違いを確認しておくべきです。

たとえば、窓は広いけれど隣のビルが近くてブラインドを開けられない、専有部の前の人通りが多くて気になるといったケースが考えられます。

視点② 共用部のチェックポイント

オフィススペースだけではなく、共用部のチェックも重要です。エントランスの広さや天井高、デザインはもちろん、トイレなどのアメニティスペース、オフィスビルに付帯するサービスや設備の有無もチェックポイントになります。

視点③ 周辺環境のチェックポイント

オフィス内見時には、オフィススペースや共用部だけでなく、「周辺環境」にも気を配る必要があります。通勤時やお昼時をはじめ、周辺の環境や設備は、従業員の満足度に大きく影響します。

まとめ

オフィス内見時には、オフィススペースはもちろん、共用部、周辺環境など、チェックするべきポイントは多岐にわたります。事前にチェックポイントをリストアップし、内見時に気になるポイントは撮影する(管理会社の許可を得たうえで)、不明点は不動産会社や管理会社に積極的に質問するなど、疑問点、不安に感じたことは解消していくといいでしょう。特に「従業員目線」でのチェックを心がける必要があります。資料上のスペックは問題なくても、従業員が過ごしにくい環境はオフィスとしては不向きです。また周辺環境の確認では、可能ならば時間帯を変えて物件を見にくことをおすすめします。

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