文=安田洋平(株式会社アンテナ)
公園の中をジョギング。
緑が気持ち良いですよね。
最近は、iphoneなどスマートフォンの
GPS機能を使ったジョギング用アプリが
たくさんある。
(写真は、イタリアのトリノで
走ったときのコース)
定番アプリ「RunKeeper」は、
パソコンでの自分の走行データ管理も
充実している。
走った場所を地図上に残していけるのも
楽しみの一つだ。
実は筆者が生まれて初めてジョギング・ウェアを購入したのはロンドンでのことでした。旅行で泊まった宿がロンドンを代表する公園、リージェンツ・パークからすぐのところだったこともあり朝早く起きて散歩したのですが、とても綺麗な公園でした。薔薇の花なども植わり手入れも行き届いた、ちょっと庭園のような佇まいもあって。ロンドンは公園が見所のひとつとは聞いていたけれど確かにいい。こんなところを朝ジョギングしたらさぞ気持ちいいだろうな。そう思ったらその足でスポーツウェアショップへと向かっていたのでした。
結局、その後日本に戻ってからいまいち“ジョガー”になりきれてない私ですが、最近周りの人に聞くとスマートフォンアプリを使いながらのジョギングが楽しいようですね。中でも人気が高いのがスマートフォンに内蔵されたGPS機能を使って、その日自分が走ったコースが記録できるタイプのもので、「Nike+ GPS」や「RunKeeper」などのアプリがその代表格。友人の一人によると、ふだんは東京の街を毎朝走っているけれど、旅行に行ったときにもジョギング・ウェアとスマートフォンを持っていって、海外のいろんな都市でも走ったコースをアプリで記録するとのこと。地図の上に、コレクションのように自分の走ったログが溜まっていくのが嬉しいのだとか。ちなみに、音声サービスでペース管理をしてくれたり、自分のお気に入りプレイリストの音楽を聴きながら走ることもできます。
昔からマンハッタンが舞台の映画を見ると出勤前にセントラルパークを走ってから仕事にいくシティワーカーの姿が出てきて憧れたものですが、東京も最近はそうしたスタイルの人が増えてきました。普段は東京のいつもの公園で仕事前や後に走り、出張や休暇の旅行のときにも、普段の延長とばかりロンドンやNYで走って、あなたのジョギング・コレクションを収集してみるというのはいかが。