公園でも仕事をしたらどんなに気持ちがよいだろう!
PARK OFFICE LABO は、そんな素朴な気持ちに答えるためのジャーナルです。狭い空間に閉じ込められパソコンのモニターを見つめ続ける日々。クリエイティブな仕事をしているはずなのに、クリエイティビティのかけらも感じられない仕事環境。日本のオフィスは本当にこのままで良いのでしょうか?
ニューヨークのオフィス街に位置するブライアントパークでは、ビジネスマンたちが思い思いのスタイルで仕事を楽しむ姿を目にすることができます。彼らにとっては、快適な空間、創造性をかき立てられる空間、コミュニケーションが生まれる空間こそがオフィスとして価値を感じる場所なのです。それゆえ、海外では公園をはじめ様々な場所がオフィスとして使われるようになってきています。一方でこのようなワークスタイルの変化を背景に、オフィスそのものも多様な進化を続けています。
日本のオフィスももっともっと進化できる、私たちはそう考えます。
PARK OFFICE LABOでは、国内外の新たなオフィスの動向を紹介するとともに、これからの日本のオフィスのあり方を研究、提案していきます。高度成長期とともに効率性を追求してきた日本のオフィスも、ビジネスの変化とともに創造性を求めるようになってきています。そしてこれからは、オフィスで働く人々の幸せを真剣に考える時代になるでしょう。誰のための、何のためのオフィスなのか?この問いに真摯に向き合えば、自ずと新たな日本のオフィス像が見えてくるはずです。
先行しているいくつかの事例がなぜうまくいっているのか?
私たちはその理由を考え、皆さんに伝えていきます。みなさんもぜひ一緒に考えてください。これからの日本のオフィスがいかにあるべきか、そしてそのために何をすべきなのか。
本ジャーナルは、自らのオフィスを豊かなものに変えたいと思っている方々、特に自らのオフィスのあり方に責任を持つ意志決定者の方々にお読みいただければと思います。
「パーク・オフィス」を考える会
主宰/橘昌邦(株式会社POD共同代表)
企画・監修/株式会社POD (http://www.podinc.jp)
協力/岸本章弘(ワークスケープ・ラボ代表)