+PLUS 働く空間に何かをプラスする 今までのビジネスに何をプラスしたら、もっと働きやすい環境が実現できるだろう?

+PARK 公園ワークスペース化計画!? 仕事にも、昼寝にも使える、ユニークなドーム型テント。

文=安田洋平(株式会社アンテナ)

ドーム型テント

ゴロンとしながらこの中でノートパソコンを叩いたら気持ち良さそう。

設置例

いろんなところに設置ができます。

ドーム型テント

このモビリティー、魅力的。

よく漫画などで魔法のようにカプセルハウスを出してしまうシーンがありますが、あんな風にいつでもどこでも自分の望んだ場所にあなたの部屋がつくれたらと思ったこと、ありませんか? これがあれば気持ちの良い5月の緑の公園にも自分の仕事場を持って行くことができるというアイテムを見つけたのでご紹介。

フランス人デザイナーPierre Stéphane DUMASがつくったユニークなドーム型をしたテントで、名前は「Crystal Bubble」。ふだんはコンパクトにたためますが、透明なバルーンのようなかたちをしたハウスが15分もあれば完成してその中に椅子やデスクやクッションを持ち込んで快適に過ごすことができるのです。送風機もついており室内の空気の入れ替えもバッチリ。また紫外線防止もしてくれます。蚊も入ってきません。晴れ渡る青空、一面の緑の絨毯に取り囲まれながら、同時にあなただけの集中できるプライベートスペースを手に入れられるこの贅沢。

テント感覚で設置できるので、ビーチや山の中腹、川のほとりなど自然の中でも、また都市の中でも、そこに部屋を出現させられます。そしてあるときはオフィスとして、またリビングとして、ホテルとして、さまざまな使い方が可能。この空間に数人で半日引き籠もり、適度にリラックスしながらミーティングに集中するなんていうのも良いかもしれません。 

フランスでは企業の展示会やセミナー、商品発表会などのイベントなどにも貸し出されているとか。また週末貸し出しも行っており、簡易ロッジとして旅行の宿泊で使う人たちもいます。日本にはまだ販売代理店がいないようなのですが、ぜひ個人でも企業でもどなたか直輸入して使ってみてもらいたいですね。ちなみに販売価格は7796ユーロ、日本円にして90万ちょっとだそうです。でも仕事場としてもそうですが、ここから眺める夜空、さぞかし綺麗なことでしょう。

写真提供=Bubble Tree (www.bubbletree.fr)
デザイナー=Pierre Stéphane DUMAS

RETURN TOP