再開発エリアは、武蔵野台地の安定した地盤上に立地しています。また、高台に位置しており、液状化予測においても最も安心な「液状化の可能性が低い地域」※とされています。
本計画は基礎形式として、強固な地層を支持地盤とする直接基礎を採用しています。
地震のエネルギーを低減する免震装置を設置し、什器等の破損や転倒を防止します。また、超高層建築物の構造計算基準で定められた地震動の1.25倍にも耐えられる、高い耐震性能を確保しています。
地震のエネルギーを吸収する制震ダンパーを設置。超高層建築物の構造計算基準で定められた地震動の1.2倍にも耐えられる、高い耐震性能を確保しています。
ビルの受電方式は3回線スポットネットワーク方式を採用。災害時に1回線が機能しなくなった場合でも他回線からの受電が可能なため、万が一の際にも安心です。
テナント専用のバックアップとして、非常用自家発電機設置スペースを確保。
・EAST/東棟:ディーゼル式500KVA×2台分のスペース
・SOUTH/南棟:ガスタービン式1,500KVA×2台分のスペース
地域の地震に対する危険度を明らかにする為に東京都が実施する「地域危険度測定調査結果」※において、「NAKANO CENTRAL PARK」が立地する中野4丁目は、「建物倒壊危険度」「火災危険度」「総合危険度」の全項目において最も危険度が低い「ランク1」(5段階評価)とされています。
地域の防災機能向上に貢献する為、安心・安全な街づくりを目指し、「NAKANO CENTRAL PARK」は防災設備等の整備や災害時の支援活動等に取り組める体制を整えています。
再開発エリア内の都市計画公園・東京警察病院・明治大学/帝京平成大学は災害時の防災拠点としての機能を担う予定となっています。
・防災備蓄倉庫(中野区用)
・防災井戸
・防火水槽
・被災者受入スペース [サウス(南棟)]
・充電施設(携帯電話等の充電用)[サウス(南棟)-ランニングステーション]
・災害時利用可能トイレ[サウス(南棟)-ランニングステーション]
・中水の供給(散水栓)[サウス(南棟)-ランニングステーション]
・防災備蓄倉庫[サウス(南棟)・イースト(東棟)]
・災害時利用可能コンセント[サウス(南棟)・イースト(東棟)-各階]
・停電時利用可能トイレ[サウス(南棟)・イースト(東棟)]-各階]
・防災井戸…1ヶ所 ・マンホールトイレ…27基 ・防災兼用照明灯…4基
・管理棟(防災備蓄倉庫、災害時利用可能トイレ、太陽光発電パネル)
「災害拠点病院」とは「災害時における初期救急医療体制の充実強化を
図るための医療機関」で、以下の機能を備えた病院です。
1.24時間災害に対し緊急対応ができ、
被災地域内の傷病者受入・搬出が可能な体制を持つ。
2.重症傷病者の受入・搬送を、ヘリコプターなどを使用して行うことができる。
3.消防機関(緊急消防援助隊)と連携した医療救護班の派遣体制がある。
4.ヘリコプターに同乗する医師を派遣でき、それをサポートする十分な
医療設備・体制・情報収集シス テムを持ち、ヘリポート、緊急車両、
自己完結型で医療チームを派遣できる資器材を備えている。
出典:独立行政法人国立病院機構災害医療センターホームページ)
両大学には、避難者受入スペースや防災備蓄倉庫等の機能・設備が用意されています。