日本橋・八重洲・京橋エリアは、
武蔵野大地の延長上に伸びる天然の半島「江戸前島」の上に立地しており、
強固な細砂層(江戸川層)からなる地盤を有しています。
超高層建築物の構造計算基準で定められた地震動の1.25倍の地震動を設定し、それに耐えられる極めて高い耐震性能を確保しました。また、法令で定められた地震動以外にも、過去に観測された地震動やその敷地での模擬波を用い、より詳細な検証も行っています。
オイルダンパーを低層部に集中的に配置することにより、建物の足元で地震の揺れを効率的に吸収。中層部においては、架構の剛性を高めるために鋼材ダンパー(座屈拘束型アンボンドブレースダンパー)をバランス良く設置。さらに、高張力鋼と高強度コンクリートを使用した高耐力CFT柱を採用するなど、高い耐震目標を達成する為の最新の構造技術を導入しています。