文=安田洋平(株式会社アンテナ)
「Jelly」という、Coworking(注)について
考え実践するグループの公園ミーティング風景。
(写真提供=PAXCOWORKING)
ベトナムから輸入の、
Duy Phuongハンモックセット。
ベトナムの人たちは
ハンモックがとても身近だそうな。
(写真提供=De Tham store)
(注)Coworking……単に机やオフィス設備を貸すだけでなく、空間を共有する同士、業種や考え方も異なることを生かしたコミュニティを作り、コラボレーションを積極的に行い、成果をもシェアしていこうという新しい働き方のスタイル。
どれにしようかな~。実はいま、折りたたみ式ハンモックを購入することを真剣に検討していてネットショップをリサーチ中なんです。思うのですが、今の時代、ハンモックは欠かすことのできないオフィスツールではないでしょうか? 仕事で疲れてちょっとだけ昼寝したいというときや、気分転換しながら考えを練りたいなんていうとき、ありますよね? あるいは一日中デスクワークしていると、姿勢を変えてノートPCを打ちたくなる欲望に駆られませんか。だから、いつでも思い立ったらユラユラできるハンモックは、いつもそばにいて欲しい相棒なんです。
このところセレクトショップやアウトドアグッズのお店でちょっとした人気なのがセルフスタンド式折りたたみハンモック。ハンモックしたくても社員の分際で、オフィスの天井や壁にやおらフックを電動ドライバーで打ち込み、ハンモックを吊るし寝転がれるツワモノはそういないと思います。でもこれがあればそんな気兼ねもなく、また面倒もなく、いきなり畳んでおいたフレームをガシャンと広げてその上にゴロンと寝転がれます。数分とかかりません。折り畳んでいるときはコンパクトなのでデスクの横に写真の三脚のように立てかけておけます。しかも大抵1万円台で購入できてお値打ちなんですよね。
インドアで仮眠ベッドよろしく使うこともできますが、アウトドアグッズですから、もちろん戸外に持ち出すことも可能です。公園でプロジェクトメンバーが集まってアウトドアミーティングを行い、そこではベンチに座る人もいれば、ハンモックでリラックスしながら発言する人もいて・・・、そんな風景も悪くない。公園にWi-Fiが来ていれば、ハンモックに揺られながらノートパソコンのキーを叩き、ネットしながらスカイプ会議だって出来ますよ。青空の下、重力から開放されて働くなんていかがですか?